Text: Makiko Yamamoto
Photo: Masahiro Ohashi
Filming: Hiro Mitsuzuka
Editing: Yuki Tanzawa
魁!!! 男旅 〜ギンギンに旅する大人たち〜 HONG KONG
クラブをハシゴし、力尽きるまでナイトクルーズを楽しんだDAY1から一夜明け、さぞお疲れかと思いきや、意外にも爽やかな一団。
聞けば早朝からトレーニングに勤しんでいたとのこと。
溢れ出る生命力に驚かされる。

昨夜遅くにSetsuが到着。メンバーが揃いつつあるところで、まずは香港の下町へ。“マーケットを知ればその国を知り得る”とは誰が言った言葉だっただろうか……。

果物屋で巨大な柑橘を見つけたのでみんなでシェア! 味は文橙のように甘味が強くてフレッシュ。
それにしてもデカすぎる……。

しばらく食べながらマーケットの奥へ。
香港をはじめ、中華系の国には乾物屋が多いことをご存知か。ナマコや干し魚など乾物を出汁に、中華粥や中華スープは作られるというワケだ。

黄金色に輝く乾物たちに興味津々な馬ッ鹿パッカーズたち。
気さくな店員さんと記念に集合写真を撮ってみた。

旅の醍醐味の一つ、現地の人との交流。
こちらが心を開けば、相手も笑顔で迎えてくれる。
“笑顔”は世界共通の大事な言語だ。

マーケットを後にした一行は「面白い占いがあるらしい」とのTakuyaの情報で、占い師が店を構えるガード下へ。

ここは中国語が分かるGakuが占ってもらうことに。仕事や人生のことなど、すらすらと話してくれる占い師。

中国4000年の歴史が育んだ占術、きっと当たっているのだろう(我々には言葉がまったく分からないが……)
占いの後は今後の幸せを祈祷してくれる。

ちょうどここでTaiが合流。

無事祈祷も終了し、Kenjiの「世界のお母さんシリーズ」を撮り終えたところで、またふらりと街歩きが始まる。

香港はその歴史から東洋と西洋の文化が入り交じったユニークな街だ。
外国人も多く、富裕層も厚いが、反対に慎ましい生活を送る人たちもいる。

様々な背景をもつ人々が上手く溶け合って暮らしている……その雰囲気は地元でもないのになんだか懐かしい気持ちになる。

勘を頼りに街を歩き、地元の人の日々の暮らしを窺い知る。
自分の足で歩いて、自分の目で見て確かめるということ。
旅の醍醐味とはこういうところにあるのではなかろうか。

ツアーでは体験出来ないリアルな旅。
予測不可能でスリルに満ちた旅。
馬ッ鹿パッカーズが求めている旅のあり方だ。

トラムに乗ってフェリー乗り場を目指そう。

ゆっくりと市街を走るトラムから眺める夕暮れの街並み。
ネオンサインと忙しそうに歩く人々にこの街の活気を感じる。

フェリーからみる夜景にテンションがあがる一行。
フルメンバーで笑顔もMAXに!

チムサッチョイの船着き場でやたらマッチョなパフォーマーのおじさまに遭遇。
彼らが日本人だと分かると渋い日本の演歌を歌ってくれたので、とりあえずコラボをする馬ッ鹿パッカーズ。このノリの良さが旅を何倍も楽しくしてくれるんだ。

健康美を重要視する彼らが向かったのは鍋の店。
カレー風味、チキンスープなど数種類の鍋に野菜と肉をどんどん放り込む。

鍋ができるまでしばしのビールタイム。互いの近況報告など話も弾む。

美味しすぎて箸が止まらない馬ッ鹿パッカーズたち……

もしかしたら食事の時の表情が一番真剣かも知れないと、この旅を通して少しずつ気がついてきた(編集部感想)。
さぁお腹を満たしたところで、お待ちかねのバーホッピング!今度はメトロを使って海を渡り、香港島へ。

終わらない夜に備えてしばしの休息を。

今宵の始まりはランカイフォンのMUDITAから。ここはKenjiの行きつけで、ダンスもできるちょうどいい大きさのバーだ。

乾杯したらもう誰も止められない……。
そしてその模様はあまりにも激しすぎるため、皆様の想像にお任せしたい。
(※常識の範囲内の激しさです。編集部より)
〜香港ラウンド・完〜
——「馬ッ鹿パッカーズ」All Members’ Profiles——

Kenji
職業:エンターテイナー
出身:大阪
現在地:東京
年齢:34
人種:日本×韓国×コロンビア大阪出身。
ダンサーを経て、モデルのキャリアをスタート。東京をベースキャンプに、果ては南アフリカまで”世界は庭”をテーマにborderless に戦うファッションモデル。テキーラと音楽があれば、何処でも自分の庭に変えてしまう屈強なソウルの持ち主。
#トルソー呉山

Gaku
拠点:東京、ソウル
仕事:経営者
年齢:29
人種:日本&台湾
4ヶ国語を適当に操り、強烈なハッピースマイルで誰をも魅了する。

Tai
拠点:Okinawa
仕事:パーソナルジムオーナー
年齢:29
人種:Canadian Japanese mix
幼いころは新潟で育ち、中学、高校はカナダで過ごす。19歳で東京に、そこでパーソナルトレーナーの仕事に惚れ、雪国育ちとのこともあり海と太陽が魅力的な憧れの沖縄で今はパーソナルジムを経営している。旅好き、海好き、太陽好き
#sunshineboy

Takuya
拠点:現在香港
仕事:モデル
年齢:29
人種:日本
アジアとヨーロッパを飛び回り活動するファッションモデル。あくまで自重のみにこだわるトレーニング、”ストリートワークアウト”を極めつつ、ヨガや格闘技を嗜む生物兵器

Setsu
拠点:Osaka
仕事:会社員
年齢:35
人種:Eurasian- 日本人(半分イギリス)
育ちは京都、Sela の兄、陸上自衛隊、寿司chef, model 活動を経て、現在大阪に在住、ヨガを勉強中。そしてヨガを広める活動をしている。休暇を利用しては旅に出るフローター
#mondaytosunday

Hayato
拠点:アムステルダム
仕事:ラーメン屋さん
年齢:30歳
人種:日本人
東京で5年間バリスタをした後、アムステルダムに移住。
現在はアムステルダムの人気のラーメン屋さん