– Falling Down part of making –
MAIKING VIDEO
Starring: Kaito Yoshimura
Director / Photographer : Ryo Onodera
Editer : Kosuke Yokota
MUSIC : Kazutaka Sawa
MA : Kiyomi Samukawa
Falling Down MUSICVIDEO
Starring : Kaito Yoshimura
Director : Kosuke Yokota
DP : Keishi Sawahira
1st Camera Assistant : Yutaro Yamamura
Lighting Asisstant : Zono
Stylist : Yuji Yasumoto
Hair Make : Hirono Enokido
Photographer : Ryo Onodera
Production Manager : Yuu Nakamura
俳優の吉村界人と新進気鋭のクリエイターが織りなす”表現”のADVENTURE。
次回で最終回を迎える連載”Man In The Mirror”。
第8弾となる今回は「Falling Down part of maiking」として、アーティスト活動もしている吉村の新曲「Falling Down」のMV制作に臨んだ。
MV制作の雰囲気を感じられるMOVIEと記事ではMVの監督である横田光亮氏と吉村の対談をお届けしたい。
Man In The Mirror Vol.8 – Falling Down part of making –
Q . 撮影を終えての感想を横田監督からお願いします。
横田:今まで制作していたMVより撮影時間自体は短かったので、若干押しはしたけれどすんなり終わったなという感じかな。良い画も撮れたし、後はどう編集していくかかな。
Q .吉村さんはいかがでしたか?
吉村:今までミュージックビデオを幾つか撮影してきて、なんとなく監督が欲しい画と自分がやりたいことが分かる感じだったんだけれど、今回に関してはそれが分からなくて、でもそれが緊張感になって楽しかった。
横田:誰かが想像してすぐ分かってしまうものは作ろうと思っていなくて、界人が歌えば歌詞は入ってくると思うし、それプラスアルファ映像性として何か強いものをぶつけないとと思って今回は環境問題を選んだんだけど。
Q .2人の初めての出会いはいつ頃だったんですか?
吉村:正確には憶えてないけど、5、6年前かな。
横田:そうだね。
Q .初めて吉村さんから今回の楽曲である「Falling Down」が送られてきた時に監督はどのような印象を受けましたか?
横田:今までの曲(吉村の発表曲)と形が全然違ったから、今までのMVとは違ったイメージで撮りたくて、街とか渋谷とかではない界人との表現をしたい、勝負したいと思いました。
吉村:なんか、頼もしかったよ。
横田:界人はどうやって作ったの(今回の楽曲を)?
吉村:井の中の蛙だけど、自分なりに手にしたものを全部失って。でもその中でも上を向いてるぞっていういう中で作った。だから、少しふてくされたような、強がりな曲かな。
横田:その上を向きながら下に下がっていくっていうのは崩れ落ちるっていう「Falling Down」自体がそういう意味合いもあったから、その”崩れ落ちる”っていうことを間接的に表現すると弱くなるなと思って直接的にしようってプロジェクターを使おうと思ったんだよね。そうすると上手く対比がとれるなって。
吉村:結局お互いそういう哲学的なことが好きだよね。なんかこういう話を5、6年前にも話した気もする。
Q .最後にMVを見てくださる方へメッセージをお願いします。
横田:自分の気持ちだったり、見たまま感じたままを大切にして欲しい。良い赤だなとか良い画だなとか良い歌だな良い歌詞だなとか、他の誰かは関係なく自分が受けたままで良いんじゃないかなって思うので、このMVが誰かの支えになってくれれば嬉しいです。
吉村:落ちていく感じがしたとしても、それで良いんじゃないと思うので。ささやかに、前を向いてれば。
——Profiles——
吉村界人
俳優
1993年2月2日生まれ、東京都出身。
2014年『ポルトレ-PORTRAIT-』で映画主演デビュー。以降、多数の映画、ドラマ、CMに出演。
2018年 第10回 TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。現在公開中の映画『いちごの唄』、『Diner ダイナー』に出演している他、『わたしは光をにぎっている』への出演を控えている。
〈主な出演作品〉
2014『ポルトレ-PORTRAIT-』(監督:内田俊太郎)
2014『百円の恋』(監督:武正晴)
2016『ディストラクション・ベイビーズ』(監督:真利子哲也)
2016『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(監督:宮藤官九郎)
2017『獣道』(監督:内田英治)
2017『お前はまだグンマを知らない』(監督:水野格)
2017『関ヶ原』(監督:原田眞人)
2017『ビジランテ』(監督:入江悠)
2018『モリのいる場所』(監督:沖田修一)
2018『グッド・ドクター』フジテレビ
2018『コールドケース 2~真実の扉~』WOWOW
2019『いちごの唄』(監督:菅原伸太郎 原作:岡田惠和・峯田和伸)
2019『Diner ダイナー』(監督:蜷川実花)
2019公開予定『わたしは光をにぎっている』(監督:中川龍太郎)
小野寺亮 おのでら・りょう
写真家 / 映画監督
1993年福島県生まれ。
ポートレートを軸に、ファッション、アーティスト写真など幅広く活動。映画監督としても活動しており、監督作品である「トウメイの壁」はゆうばり国際ファンタスティック映画祭他、全国の映画祭で注目を集めた。現在最新作準備中。
HP : http//onoderaryo.com/top
Instagram : https://www.instagram.com/onodera_ryo/
Photo Exhibition
2016 “ヨソモノ” (吉村界人)
2016 “Nobod Knows” (木竜麻生 / 森優作 / 井端珠里 / 潮みか)
2017 “0.1cm” (木竜麻生 / 玄理 / 中村映里子)
2017 “ZÔTÔKA” (村上虹郎 / 小林竜樹)
監督作品
2017『トウメイの壁』(映画)
2017『Nehanne MIHARAYASUHIRO 18SS COLLECTION MOVIE』(CM)
2018『育学園 Web Movie』(CM)
2018『津山市 City Promotion Movie』(CM)
2018『phai – I’ll do(feat.POINT HOPE)』(MV)
塚本弦汰
Photographer/Director
1993年生/ 東京都出身
instagram @g_zooo1
Twitter @g_zooone
2015年 日本写真芸術専門学校を卒業後スタジオで働きながら活動を続けアーティスト写真、ライブ写真映画ポスター、ドラマスチール、MVなどを中心に活動中。
【STEEL】
2015 どついたるねんライブ
2017 映画『スクールアウトサイダー』(監督:松本花奈)
2017 短編映像『hello Never Mind』(監督:浅井一仁)
2018 MV『ガラスを割れ』下り坂46 アバンティーズ
2018 MV『BOY』踊ってばかりの国
2018 TBS 情熱大陸松本花奈短編
2018 テレビ東京ドラマ『恋のツキ』
2018 テレビ東京『電影少女特別編』
2019 映画『テラリウムロッカー』(監督:葛 里華)
【個展】
『ぴゅあ尻展』atはやとちりギャラリー
『Pure ass展』atはやとちりギャラリー
【作品】
どついたるねん2014-2017
踊ってばかりの国ZINE Vol.1
安本 侑史
スタイリスト
鳥取県米子市出身
国内外のファッション媒体、アーティスト、タレントなど幅広い分野で活躍中。