素人でも無名でもいい、映画を作りたい全ての人が活躍できる場を――多方面で活躍している伊藤主税、阿部進之介、山田孝之らが企画・プロデュースする短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』。
ともすれば閉塞的とも言われている日本の映画業界に一石を投じるこのムーブメントはシーズンを重ねるごとに活動の場を広げている。
シーズン5公開直前の5月に敢行した当インタビュー。映画はもちろん日本のエンタテインメントの将来を危惧し、行動に移している3人の冒険野郎たちとの対話を一人でも多くの人に読んでいただきたい。
Interview & text: Makiko Yamamoto
Photo: Teppei
Video: Hiro Mitsuzuka
MIRRORLIAR FILMS 伊藤主税&阿部進之介&山田孝之のスペシャルトーク。日本の映画業界に新風を吹かせるプロジェクトへの情熱を語る
ADVENTURE KING(以下:AK)
2020年に発足した『MIRRORLIAR FILMS』。今年でシーズン5を迎えましたが、改めて本プロジェクトを立ち上げた経緯を教えてください。
伊藤主税
阿部さんが企画・原案・主演、山田さんがプロデュースした『デイアンドナイト』(2019年公開)に僕も参加し、3人で一緒に映画を作っていた時に「俳優部に向けた情報提供や学びになるサービスを作ろう」というアイデアが浮かんだのが事の発端です。
オーディション情報やキャスティング、プロフィール、こういうトピックが話題になっているなど、クローズドになりがちな芸能界の情報をオープンにすることを目的として、「MIRRORLIAR」という活動がスタートしたんです。
山田孝之
山田孝之:オーディションに呼ぶ側としてはその人がどんな声か、どんな動きをするのか、現在はどんな髪型かとかを知りたいのですが、日本は今も、何年か前に撮ったプロフィール写真が載っているような紙媒体が情報源なんです。知りたいのは「今」の情報なのに。
そこで、写真を自分で更新できたり、自己紹介などの動画で声や雰囲気もみることができるプラットフォームがあればいいんじゃないか。「ネット上にデジタルなプロフィールを作る」というのも大きな目的のひとつでした。
伊藤主税
それを続けていたら自己PR動画を撮ったり、ちょっとしたショートフィルムを掲載する人が現れてきて。テクノロジーの進化で俳優や監督、職業すらも関係なく映画を作る人が増えていたんですね。だったら「MIRRORLIAR」も映画を募集して上映するという方向性に変えようという方向性に変えようと。それが「だれでも映画を撮れる時代」とういテーマであり、『MIRRORLIAR FILMS』なんです。
AK
それが原点だったのですね。誰でもフラットに応募できる映画祭はとても斬新ですね。
山田孝之
世界中どこでも「映画祭」というハコを用意して、あとは作品を募集するだけという仕組みです。『MIRRORLIAR FILMS』のように、主催側からも声をかけて制作することはありません。あっても映画祭の賞に受かって協賛が付いて制作するという形。最初から一緒に作って、それらをオムニバスとして上映するというのは海外でもないですね。
阿部進之介
自分たちで挑戦の場を作りたかったんです。僕自身も監督を務めましたし。
MVなどの映像は撮っていても映画となると敷居が高いイメージがあるのではないでしょうか。
伊藤主税
そうですね。(業界が)ガチガチかもしれません。映画祭に出品したあとに劇場公開という流れが一般的です。それに対して僕ら『MIRRORLIAR FILMS』では作品を応募してもらって選定されたら、ダイレクトに劇場公開に直結なんですよ。そこが一番の特徴だと思いますね。
山田孝之
シーズン1から4までも配信していましたが、今年のシーズン5からはスマホならdocomoの映像メディア「Lemino」、非劇場のカラオケ店舗や提携している複合施設ではJOYSOUND『みるハコ』でも観れるようになりました。映画館がない場所の方が多くなってきているし、金額的にも映画館よりハードルが低いと思うんです。上映時間も15分ですし、気楽に映画を観られる場所が増えてほしいという想いで始めました。
阿部進之介
5分以上15分以内という募集ルールは作り手だけではなく、観る側にとっても優しいし、近い存在なれるんじゃないかなと。
AK
秋田市と提携した「MIRRORLIAR FILMS AKITA」も立ち上げられましたね。
伊藤主税
映画に関係してくれる方の人口を増やしたい、というのが大前提としてあります。映画撮影がされないような場所であっても、多くの人に製作に触れあってもらいたいので、色々な地域で撮るようにしてきました。そうすることで映画の興行収入が上がるかもしれないし、クリエイターが増えるかもしれない。
あとは企業版ふるさと納税を活用した、映画の新しい作り方へのチャレンジという側面もあります。これは市や町に企業が寄附をすると、利益の1%までの税が最大9割控除される制度です。地域と連携して立ち上げた、映画を活用したシティプロモーションや人材発掘・育成の事業に賛同された企業に支援して頂きます。、これを用いるのは制作費的にもプラスなのかなと。

AK
具体的に地域とどんな取り組みをされているのでしょうか。
阿部進之介
ワークショップを行ったり、プロのスタッフがレクチャーしながら映画制作を実際に作ってみたり、我々の撮影を学生が見学して手伝ってくれたり、実際に映画体験をしてもらう機会を作っています。秋田では上映イベントも行って、お祭りみたいな形でみんなと共有しました。それで地元も盛り上げていけたらと。
伊藤主税
著名な監督の撮影現場を見ることで感性や雰囲気を味わうことはもちろん、企画の立て方や機材について知ってもらったり、お芝居から脚本制作に至るまでも地元の方と協力しながら進めていきました。取り組みを形としてしっかり残すという意味も込めて、上映イベントのポスターも地元の学生の方々にお願いしました。ビジネス云々というよりも、映画業界に興味がある若者たちと少しでも触れ合い、プロとして一緒に作り上げていくというプロセスを重視しています。
山田孝之
「映画を作るためには東京に行かなきゃいけない」とか「こんな秋田で何ができるんだ」、「夢ばかり見ていないで地に足を付けて働きなさい」と言われることもあると思うのです。でも秋田だから、その子たちだからできることもあるんですよ。それをぶつけたポスターなんです。
阿部進之介
まさに「ここは、田舎なんだから。」というキャッチコピーから始まる文言が描かれた内容になりました。「挑戦なんて、できやしない。夢を見るだけ無駄だって鏡を見るたび、そう呟いていた」と自分たちの言われてきたワードを含め、表現したいことを力強い表情とともに提示してくれたのが嬉しかった。
山田孝之
「こういう映画作りました」というよりも、「こんな人が作りました」という感じですね。
伊藤主税
なかには広報をやりたいという学生もいて、秋田出身のフリーアナウンサー・相場詩織さんと一緒に山田さんや竹中直人さんへのインタビューを「秋田魁新報」で実施して宣伝につなげたり。僕たちにとっても彼らを信じて託す、というチャレンジでもありました。僕らの想いを受け取ってもらって彼らが作る、双方が学びあった取り組みだったのでやってよかったですね。
AK
このインタビューのような取材を学生たちに取り組んでもらったということですね。そのような機会の提供は若い世代にとって大変価値のあることだと思います。
山田孝之
やっぱり未経験だろうと関係なくて、まずはやることが大事。『MIRRORLIAR FILMS』の伝えたいことはそれなんです。実際に経験しないと映画が良いいいか悪いかもわからない。最初は下手でも続けていけばスキルアップしていくし、そのなかで足りない部分は仲間に補ってもらえばいい。結局は始めることが大事なんです。
AK
『MIRRORLIAR FILMS』は皆さんの失敗を恐れないチャレンジ精神から立ち上がったプロジェクトだったのですね。
山田孝之
とにかく「やった方がいい」という感じでした。
阿部進之介
ないものを無理やり生み出す、ということでもなく。フワっとみんなで集まる仲間がいるからスタートできたと思います。「じゃあやろうよ」というだけでした。
山田孝之
動き出したからこそ、自然と仲間が見つかってきた。始まる前はみんな不安だから、仲間を見つけようとするんです。でも最初はいないんですよ。目標に向かって一歩、二歩と踏み出していくと、最終的なゴールは違っても、大きく見たら同じと同じ場所を目指している人が他にも絶対いる。だから動きだせば仲間って勝手に集まってくるんですね。それで互いに補い合って、少しずつ目標が実現していく。
阿部進之介
『デイアンドナイト』を企画した時もそうでした。最初は監督とふたりででしたが、孝之が参加してくれて、伊藤さんも仲間に加わってくれた。まさに今の話と同じ成り行きですよね。自然と方向が一緒だった3人が引き寄せられてきた感じです。ちょっと話しただけなんですよ。飲んだ帰りのタクシーを拾う直前に「今監督と映画を作っているんだよね」、「だったら俺も今度呼んでよ」みたいなやりとりで。
山田孝之
その時の僕はプロデューサーの経験がまったくなかったですけれども、色々な状況を考えた時にやった方がいいと思ったんですよ。だから「学びながらやることになるけど、チームに入れてもらえない?」と。
阿部進之介
まさかやりたいと思っているとは思っていませんでした。ただの報告だったので。

AK
自然発生的だったんですね。
伊藤主税
やってみないとわからないんですよね。それぞれが自分が信じたことをやっていて、たまたま出会っていったので。そこには計算も何もない。
山田孝之
計算していたら出会い方が下手くそすぎるよね(笑)。当時は茶髪でヒョロヒョロしていて、調子よさそうだったんですよ。「この人、大丈夫かな?」という感じでした。
伊藤主税
おふたりのマネージャーから怪しまれていたみたいです。でもそれは慣れているので、そこには傷つきませんでしたね(笑)。どう伝えれば、相手に想いが伝わるかというのは常に考えて実践していたので、しっかり話をしましたね。特に『MIRRORLIAR FILMS』はやりたいことでもありますし、絶対必要だと思っています。信じているからやれました。
AK
多くの方に笑顔や希望を届け続けている、素晴らしい活動だと思います。
阿部進之介
ワークショップで実際に映画体験をしてくれた学生で「映画が好きで携わりたかったけど、何をやっていいかわからなかった。でも私はプロデューサーになると決めました」という人もいました。上映会後にコミュニケーションする時間があったのですが、みんな本当に熱かった。
山田孝之
熱かったね。彼らには今まで、自分の想いを明かす場所が無かったなかったんだろうなと思います。少し会場を回って軽く話し始めたら、もう泣きだす子もいて。今までの悔しさを含めて言えたことが嬉しかったんだと思います。
AK
私も田舎出身ですが「どうせダメだよ」という言葉は度々聞いてきましたね。そこで諦めてしまう同級生も多かった。残念ですよね。
阿部進之介
よく言われる話ですけど、「どうせダメだよ」っていう人はそれは自分がダメだったから他人に当てはめて言っている場合がほとんど。その人の経験上の判断に過ぎないじゃないですか。でも若い時にそれを聞くと呪いの言葉のようにのしかかってくる。だから少しでも呪いを解いて、のびのびしてもらいたいですね。
山田孝之
エンタテインメントに携わるなら特にね。
伊藤主税
僕も「どうせ無理」と言われてきたタイプ。でもそれがエネルギーに変わる時もあるんです。呪いの言葉だけれども、僕はそれが悔しくて立ち上がる力になりました。力に変換できる人とできない人がいますが、仲間がいれば立ち上がれるかもしれない。
阿部進之介
我々は既に秋田でバラバラだったかもしれない学生を集めましたよね。無理と言われたかもしれないけど、浅野忠信や小栗旬が撮っている現場が自分の住んでいる場所で行われていて、実際に参加したり話せる場所を作った。これが呪いの言葉を解く活動なんじゃないかな。
伊藤主税
経験した我々が彼らの逃げ道、それでも勝負できる場所を作り続けることが大事なんですね。
AK
『MIRRORLIAR FILMS』の活動自体が、彼らの道標、「光」になっているんだと思います。
山田孝之
みんな不安なのか、難しく考えすぎてしまうところがあるんです。人生をもっとゲームみたいに考えていいと思う。なぜ他人が「どうせ無理」と言っているかという視点を持っているのかと。例えば『MIRRORLIAR FILMS』も「日本でオムニバス映画は当たらない」と言われたんですよ。
それがチャンスだと思ったんです。「当たらないと踏んでいるから、誰も挑戦しない」ということは、俺らしかいないじゃんと。もちろん難しさはあります。ヒットしてこなかった歴史があるわけだから。でも一方でまだ試みられたことのないアプローチの仕方も無限大。苦戦するかもしれないけど、それでもやっていこうよって。
阿部進之介
逆説的に考えればブルーオーシャンみたいな考え方はありますよね。手つかず。孝之の問題を逆手に取った前向きな発想に助けられることは多いですね。
山田孝之
イタズラ心も大事だと思うんです。生まれてからずっとイタズラしてますからね。

AK
ではこれは映画業界に対するイタズラなのかもしれませんね。
山田孝之
映画業界も歴史が長いので色々なルールがありますが、「そのルールを決める時、俺いなかったんですけど」という気持ちがあるんですよ。そこで苦しんでしまうなら、こちらから出てしまえばいい。そうすれば『みるハコ』で非劇場上映するとか、劇場上映後すぐに配信に出すとかもそう。
阿部進之介
組織や業界が出来上がっていて、そこに入らないとできない空気ってあるじゃないですか。もちろんそれがプラスになる時もありますが制限になる時もありますね。でも、そこにいなきゃいけないという訳でもない。
山田孝之
東京じゃなくても映画は撮れるんです。ていうか、伊藤さんは東京で撮ってないでしょ?
伊藤主税
ほぼ撮ってないですね。
阿部進之介
(伊藤さんは)『MIRRORLIAR FILMS』以前から既にそう考えていて、東京にない画や現地の人と関わって作る意味を地方に見出していたんですよね。
AK
『MIRRORLIAR FILMS』の活動アイデアはどのように生み出されるのですか?
伊藤主税
僕たちはそれぞれ別々の仕事もしていますが、どこかで『MIRRORLIAR FILMS』のことは頭の片隅にあって、何かアイデアが浮かんだら「これは提案なんですけど……」と投げ合うんですよ。それで閃いちゃったらザワザワするし。こういう報告をしあえるのが一番楽しいですね。
阿部進之介
突然「阿部さん、僕わかりました!」と言い出すんですよね(笑)。
伊藤主税
こういうチームワークを地方でも体験してほしいという気持ちも強いですね。ひとりじゃ何もできなくてもチームになれば10倍以上の力になるし、助けてもらえる。喧嘩もありますけどね。
阿部進之介
映画制作を通して人間関係って深まっていきます。だから『デイアンドナイト』を作った時の信頼関係で前に進んでいる感覚。
山田孝之
やってみると改善点が見えてくるんです。でも一気に変えられないから、進めていくなかで修正する。だから続けられるのかもしれません。
伊藤主税
『MIRRORLIAR FILMS』はシーズン化しているから、ずっと続けられるという利点もありますね。
阿部進之介
普通はひとつの作品が終わったら解散で、また次に使ってもらえるかという話になるので「次はこうしよう」と一緒にブラッシュアップできることは大きいです。
AK
シーズン5はこれから公開、配信、秋にはDVDにもなりますね。
伊藤主税
劇場公開、非劇場での公開、配信というパッケージが大切だと思ってます。これを改善しながら回していこうと思っています。それにしても小栗旬さんと浅野忠信さんがそれぞれの作品を出すって面白いですよね。『MIRRORLIAR FILMS』でしかありえないキャスティング。
山田孝之
あれも旬君から「誘ってよ」と言ってきたんですよね。それで「まじですか?ぜひぜひお願いします」と。
阿部進之介
浅野さんと『SHOGUN 将軍』の撮影で長くご一緒していたので、その時に自分の作品も見せて「浅野さんもどうですか?」と言ったら「撮りたい」と言ってくださったんです。そういうご縁があって広がっていくのは嬉しいですね。
AK
俳優や監督、プロデューサーという枠を超えて、誰もが表現するというのが素晴らしいです。
山田孝之
そうであってほしいですからね。プロじゃなきゃ表現者を名乗れないなんて変だと思いますし。
伊藤主税
そこからすごい作品や映画監督が出る可能性がありますよ。最初は誰もが何者でもないですが、何かやってみると何かが起こる。それが単純に楽しい。
阿部進之介
僕らは枠のなかで考えてないんだなと、いま話しながら理解できました。僕らは面白いから、どうしたらできるのかを考えられる。そういうチームなんだと再確認しました。
山田孝之
僕たち映画業界にいませんからね(笑)。
阿部進之介
どこに属しているという感覚じゃないからこそできているのかもしれない。
伊藤主税
映画って総合的かつ多角的なビジネスができると思うんですよ。映像や音楽、ファッション、建築、美術とか色々ある。シーズン7を撮る愛知県・東海市では来年5月に映像ホール映画館とギャラリー美術館、映像編集スタジオが併設された文化施設が隈研吾さんのデザイン建築で建つ予定です。そうやって広がっていくのが映画の特徴でもある。
阿部進之介
シーズン6も撮り終えていますし、これからシーズン7に向かっていきますよ。

AK
最後に、皆さんにとっての冒険や人生観を教えてください。
阿部進之介
僕は映画みたいに生きられたらいいなと思っています。生きる上で映画がお手本になっていることもあるんですよね。僕は緊張すると手汗をかくのですが、崖から落ちそうなシーンとか観ても提案するのですが、「俺だったら手汗で滑って死ぬな」と思って観てます。この映画の中では生きられないなといながら提案しています(笑)。
伊藤主税
本当に想いを持って頑張っている人を否定しない人生を送りたいですね。そういう人が増えればチャレンジする人も増えると思うので。
山田孝之
(仕事って)そもそもワクワクしたり、好きなものをやっていくべきだと思うのですが、それすらも忘れさせるくらい良くない環境や状況があるのも事実。ワクワクを増やせれば後輩たちの素敵な芝居を僕たちも観られるんじゃないかなと。
阿部進之介
我々はそんな意識はまったくないのですが、『MIRRORLIAR FILMS』自体、周りの方々から見たら冒険なのかもしれませんね。
既成概念にとらわれることなく、映画業界にいる自分たちが今、何ができるか。
そこに正直に向き合っている彼らからでた言葉の数々に、筆者は勇気と希望を受け取った。
そして、この活動こそが業界の未来を明るく照らす大きな力になるのだと、そう確信させられた。
Profile
伊藤 主税
1978年生まれ、愛知県出身。and pictures代表取締役。プロデューサーとして『青の帰り道』『デイアンドナイト』『Daughters』『ゾッキ』『裏ゾッキ』『DIVOC-12』『その声のあなたへ』『Winny』『唄う六人の女』などを手掛ける。待機作に、山下幸輝主演『マンガ家、堀マモル』(24年8月30日公開)、内野聖陽主演『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(24年11月劇場公開)。映画製作をきっかけとした地域活性化や、俳優向けワークショップで映画産業の発展を目指す。
阿部進之介
1982年生まれ。大阪府出身。2003年に「ラヴァーズ・キス」で映画デビュー。近年の出演
作品に『ミュジコフィリア』(2021)、『千夜、一夜』(2022)、『Winny』(2023)、『かぞく』(2023)、『SHOGUN 将軍』(ディズニープラス/2024)、など。短編映画『point』では監督・脚本を、『デイアンドナイト』(2019)では企画・原案・主演を務めるなど、俳優に限らず活動の場を広げている。
山田孝之
1983年生まれ。鹿児島県出身。1999年に俳優デビューし、2003年「ウォーターボーイズ」でテレビドラマ初主演。以後、「世界の中心で、愛をさけぶ」、「電車男」、「闇金ウシジマくん」シリーズ、「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「全裸監督」など、数々のドラマ、映画で主演を務める。
最新作として、Disney+「七夕の国」が配信中、主演映画「十一人の賊軍」の公開(11月1日)を控えている。
MIRRORLIAR FILMS
クリエイターの発掘・育成を目的に、映画製作のきっかけや魅力を届けるために生まれた短編映画制作プロジェクト。年齢や性別、職業やジャンルに関係なく、メジャーとインディーズが融合した、自由で新しい映画製作に挑戦。、全国の地域と連携した制作支援や上映会、ワークショップと連動することで、だれでも参加できる参加型プロジェクトを目指す。
https://films.mirrorliar.com/
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