TRAVEL

HEAVENLY MONACO

地中海を望む国、モナコ公国。その美しい街並みは数々の名画の舞台になってきた。誰もが憧れる煌めきの街でかんじたのは、住人がこの国を心から愛しているのだということ。世界で一番優雅でロマンティックな土地へようこそ。

モナコのランドマーク、グランカジノ(正面)と、オテルドパリ(右)。ライトアップされたカジノ広場を正装した男女が悠然と歩いていく様はまるで映画をみているかのよう。

Text: Makiko Yamamoto

Photo: Hiromichi Matono
Cooperation: モナコ政府観光局/ターキッシュエアラインズ

MAGICAL MOMENTS

言葉を失うほどの美しい光景。目の前に広がるそれらを脳裏にしっかりと灼きつける。
どんな土産物よりも意味のある人生の宝がまた、ひとつふえた。

オテルドパリの前では年代物のロールスロイスがしっとりと煌めいて。

オテルドパリの前では年代物のロールスロイスがしっとりと煌めいて。

1215年にジェノヴァ人による要塞跡に建てられた大公宮殿(グランアパルトマン)。

1215年にジェノヴァ人による要塞跡に建てられた大公宮殿(グランアパルトマン)。

コクーンのようなユニークな建築にはハイブランドが軒を連ねる。実は海岸近くのブティック街がリニューアル中のため、テンポラリーで建てられたもの。美意識の高さが感じられる。

コクーンのようなユニークな建築にはハイブランドが軒を連ねる。実は海岸近くのブティック街がリニューアル中のため、テンポラリーで建てられたもの。美意識の高さが感じられる。

INTO THE NIGHT

ここモナコは世界で最も治安の良い国として知られる。「宝石で飾り立てた女性が一人で歩ける国なんだ」。

地元の人が誇らしげに語ってくれた。

夜を遊ぶ…モナコの夜は永く、そしてとびきりお洒落だった。

「before」

マリーナ沿いに位置するモナコで人気の高いアペリティフ&ラウンジバー。オリジナリティ溢れるカクテルや食事を楽しむことができる。ファッショナブルな内装と気さくなスタッフが居心地のよさを約束して。

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「STARS ’N’ BARS」
F1好きなら外せないスポーツバー。店内には歴代のスター選手たちのヘルメットやサイン、ユニフォームなどがずらりと並んでいる。またF1のシーズン中にはここからダイナミックな観戦を楽しめるのだとか。

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EXPLORE MONACO

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蒼い空と海に挟まれたそれはそれは麗しい様相を呈するモナコの昼下がり。

国土は皇居の2倍ほど。バスやタクシーもいいが、時間が許せば歩いて土地を味わおう。

柔らかな風に吹かれてそぞろ歩けば、街角ごとに新たな発見ができるから。

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海洋博物館 地中海に面する崖の上に建つ水族館を併設したこの博物館は、海洋学者としても知られたモナコ大公・アルベール1世の命を受け、1910年に開館。歴史と芸術が融合したハイセンスなプレゼンテーションにぜひ注目したい。

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マルシェ前のフードコート内でA ROCAでランチ。タコのマリネなどの海鮮はもちろん、パイやキッシュストウブのココットで仕上げる本格的な煮込み料理までワインとともに楽しむことができる。モナコの国旗をイメージした赤と白のクッキーはこの店オリジナル。

FAIRMONT MONTE CARLO

F1ファンなら誰もが憧れるフェアモントモンテカルロ。その理由は明快。いくつかの特定の部屋からはモナコグランプリ最難関と言われるヘアピンカーブを目前に眺めることができ、シーズン中にはルームチャージが100万円以上に跳ね上がるほど。
建物の一部が海上にせり出しているので、臨場感ある景色を捉えることができる他、レストランNOBUやカジノを有し、贅を極めた滞在を保証してくれる。
モナコで一番美しい朝焼けを眺めながらゆっくりと朝食をとったら、いざ次のデスティネーションへ。
旅の準備は万端だ。

モナコ11

ヘアピンカーブを見下ろせる部屋はF1スイートとして歴代の名選手の名前が冠される。

ここ4002号室はジャンアレジスイート。あのジョージルーカスもカンヌ映画祭後にF1観戦のため毎年この部屋を予約しているのだとか。

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モナコ16ルーフトッププールは温水なので一年中利用可能。地中海と市街地を一望できる絶好のスポット。

Fairmont Monte Carlo
12 Avenue des Spélugues, 98000 Monaco
www.fairmont.jp/monte-carlo/

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Monte Carlo Beauty CEOのVanina Broens。
ナチュラルな素材を使用し肌に優しいコスメティックラインを展開する。2015年12月には日本向けにオンラインショップをローンチするなど、成功を収めている彼女の素顔に迫った。

—まずモンテカルロビューティーを始めたきっかけは?

私自身が敏感肌だったので、コスメティックに興味をもって化粧品業界に入りました。刺激の少ない肌に優しい化粧品を作りたくてヨーロッパの自然素材をつかった、ノンケミカルのコスメティックラインが誕生したんです。着想は15年前のことね。同時に他のプロジェクトも進めながらだから時間がかかったわ。モンテカルロビューティーだけに専念してからは2年になるわ。

—商品に関して簡単に教えて。

OK、日本では6商品を展開予定なの。ここモナコで作っているのよ。成分に関していうと、97パーセントが天然由来で、地中海の恵みをいれているの。オリーブや松、海藻などね。もちろんパラベンやエタノール、動物由来のもの、香料などは使っていないから、敏感肌の人にこそ手にとって欲しいと思っているわ。そして今コンゴで新たな素材の栽培に取り掛かっているところ。次のステップではその素材をつかったプロダクトを作りたいと思っているわ。これが当面のわたしの夢ね。とてもワクワクするわ。

—読者にメッセージを

敏感肌の女性は年々増えてきていると思うの。だからこそ厳しくテストをされた確かな成分のコスメをつかって欲しいわ。そして近い将来日本にいくチャンスがあればと思っているわ。