カンヌ国際映画祭の熱気に包まれる南仏で、「ミラーライアーフィルムズ」プロデューサーの阿部進之介氏と山田孝之氏に敢行した本インタビュー。彼らの活動は、地域との連携、若者への支援、そして挑戦する意志の大切さへと広がっている。「やったことがないからこそ、やってみる」──映画の力を信じ、未来を切り拓くふたりに話を伺った。
Makiko Yamamoto
Interview/ text: Makiko Yamamoto
Photo: Rakuto Makino
ADVENTURE KING (以下:AK)
阿部さんは初めてのカンヌ国際映画祭となりますが、実際訪れてみていかがですか?
阿部進之介
今回初めてのカンヌですが、映画が好きなのはもちろんなんですが、ここに「映画」とか「仕事」っていう理由をつけて来たくなるくらい、楽しい場所ですね。海も近いし、街全体の雰囲気もすごく和やかで。こういう空気の中で映画祭が開催されていること自体が、すごく心地いいと感じます。
AK
山田さんは昨年に続き2回目のカンヌになりますが、どんな心境でいらっしゃっていますか?
山田孝之
前回はゲストとして招待していただいてジャパンナイトのみなさんと視察をしていたんですが、みんなで「お土産何買った?」なんて話をしていたときに、(ジャパンナイトのプレゼンターとしてカンヌに来ていた)斉藤工君に冗談で、「映画買った?」って言ってみたんです(笑)。「いやいやいや、そんなね」なんていう冗談めいた会話だったのですが、ふとその時に、「あれ、でも(カンヌは)本当に映画を売り買いする場所だし、我々も短編映画のプロジェクトをやってるわけだから、本当に買うってありだな」って思って。それから「来年はマジで映画を買いに行こう」って話をみんなにして。それは、やっと現実となりそうな感じですね。僕たちはこれから毎年カンヌに短編を買いに来る人になるっていう(笑)。
AK
今回はミラーライアーフィルムズとして短編も探されているんですね。
山田孝之
そうですね、カンヌはやっぱり世界中の作品が集まる場所なので、そのクオリティの高さを肌で感じたいし、それをミラーライアーに取り入れることで、関わる人たちの意識も自然と変わっていくと思うんです。そうやって新しい波が生まれてくれるんじゃないかなと思っています。
AK
今年で3年目になるミラーライアーフィルムズですが、ますます進化されてますよね。
阿部進之介
シーズン1〜4は出資という形で映画を制作していましたが、シーズン5からは企業からの寄付金を活用し、それぞれの地域に納税していただく仕組みに移行しました。寄付をしていただいて映画をつくるという、新しいモデルに挑戦しています。過去に僕と孝之と、伊藤主税さんとで制作した『デイ・アンド・ナイト』が秋田市とのご縁になり、そこから2シーズンにわたって活動を展開しました。その取り組みが令和6年度12月に「企業版ふるさと納税に係る大臣表彰」という形で我々の活動が評価され、内閣府から表彰を受けたのですが、それが大きな後押しになりました。地域での映画制作がそのまま地域の活性化にもつながっていく。ワークショップや上映会も開催するので、地域から「ぜひうちでもやってほしい」と声をかけていただくようになりました。また、企業側も「寄付という形で地域に貢献できるのであれば、ぜひ」という形で両方からアプローチをいただいています。
AK
今後も、秋田で行われたように、高校生など映画業界に興味のある人たちとともに作り上げていく予定ですか。
山田孝之
毎回ワークショップをやってその地域でみんなが初めて映画を作るというのは各地域でやっています。秋田でも、東海市(愛知県)でもやっていますね。
AK
いろんな県を回って、普段映画に触れていない人たちが制作に触れるきっかけになるという面白い試みですよね。
山田孝之
大人になってから体験する文化祭とか学園祭みたいな、そういう感覚でみんなすごく楽しいみたいです。飲食店も現場に関わってくれたりして、今まで交わることのなかった人たちが同じ目標に向かって一致団結する。それってすごくやりがいがあることだと思います。
阿部進之介
上映イベントも上映祭という祭りみたいな感覚で、地域の人たちや学生たちにも参加してもらって、みんなで盛り上げていく。文化祭終わった後とかみんな結構仲良くなるじゃないですか。そんな感じで地元の人たちがそこでまた結束して、絆を深めてもらうきっかけにもなったりしているのかなと思います。
AK
活動を通して伝えていきたいこと、表現していきたいことを教えて下さい。
山田孝之
僕はもうこれはずっと変わらずで、「とにかくやってみようよ」ということを伝えたいです。誰にとっても、やったことのないことってやっぱり怖い。失敗が怖かったり、人からの批判が怖かったり。でも僕からすれば“やらないこと”が一番リスクだと思うんです。やってみないと“失敗すること”自体も経験できない。僕の根幹にある「とにかくやってみる。何でもやってみよう。やってみたらその先がある。でも、やらなかったらずっと先はない」っていうことを伝えたくて、(その軸で)いろんなことをやっている中にミラーライアーがある。「やってみようよ」って。
AK
その姿勢はすべてのことに通じますよね。ADVENTURE KINGも同じ思想です。
山田孝之
そうですね。僕らは映画を通してそれを伝えているという感じですね。
AK
その考え方に至ったのは、何か原体験があったのでしょうか?
山田孝之
ありました。僕は小学生の時に野球をやりたかったのですが、野球部もないし野球友達もいない。それでも親に何とかお願いしてグローブとボールを買ってもらって。相手がいないから一人で壁当てをしていたんです。そうしたら、今までに会話を交わしたことのない近所の寡黙なおじさんがグローブを持って出てきて、「キャッチボールしようよ」って言ってくれたことがすごく記憶に残っていて、「やっぱこういうことだよな」と。チームがいるからとか、グラウンドがあるからとか、そういうことじゃなくて、まず始めることが大事なんだって。僕が野球に興味があるということはそのおじさんは知らなかったわけで、でもそこで僕が壁当てをしていたことで、「あ、彼は野球に興味があるんだ、じゃあ一緒にやろう」って。そこでやっぱり初めて仲間ができるっていう、全て物事はそうだと思っているんです。何かをやるときに、まず仲間を探したくなるんだけど、その前にまずやってみる。やってみると意外と近くで、同じように一人でやっている人がいて、一歩進んだらその人たちはすぐ近くに近づいてきて、仲間がどんどんおのずと増えていく。そうすると一人でできなかったこともどんどん可能になっていく。
AK
とても共感します。ミラーライアー フィルムズの始まりもまさにそうですよね。
阿部進之介
そうですね。先ほども触れた秋田県での映画制作が原点です。僕と藤井道人監督が「映画を作ろう」と話して、本当に二人だけで「どうしようか」とやり取りしていたところに、「今映画作ってるんだよね」と孝之に話したら、「じゃあ俺も一緒にやりたい」って。まさにあのキャッチボールの話と同じで、ちょっと話してみたら、ね。
山田孝之
そう、実は俺も映画を作ることに興味があったと。「じゃあちょっと学びながらになってしまうけど、チーム入れてくれよ」って。

阿部進之介
それで是非ということで、そこから仲間が集まってきて。脚本家や、プロデューサー、制作会社が集まってきて…どんどん大きくなって、映画を作ることができたっていう。僕からしたら本当に「やりたい!」という思いだけだったんですけど、話してみることで仲間がどんどん見つかって、事が動き転がりだして、形になって。そこから経験できることがたくさんあったし、それを経て、新たな仲間も加わりつつ、「ミラーライアーフィルムズ」が始まったと。
山田孝之
MEGUMIさんも藤井道人監督のバベルレーベルにプロデューサーとしていますし、そういうところから“何か”繋がっていって、気がつけばミラーライアーチームとしてカンヌに呼んでもらえてるっていう。
阿部進之介
感慨深いです。
山田孝之
感慨深いなぁ、本当に。
AK
今回はジャパンナイトにてミラーライアーフィルムズとしてプレゼンテーションをされるんですよね。
山田孝之
それは阿部代表に任せております(笑)。
阿部進之介
こういうとき大体ね、僕が。代表なんで(笑)。ジャパンナイトには映画業界のいろんな方が登壇されますが、我々は、自分たちの取り組みを知ってもらいつつ、日本も面白いことやってるよっていうことを来てもらっている各国のゲストに知ってもらうということが目的なので。プレゼンテーションはもう、いつも通りにやろうかなと思います。
AK
海外版ミラーライアーフィルムズができる可能性もありますか?

阿部進之介
当初から募集は日本に絞っていないので、初期の頃から海外からの応募もいただいていました。今後は監督の国籍を問わずに、例えば日本の地域で海外の監督が撮るとか、僕らが海外へ行って撮影するということもあるかもしれません。
山田孝之
オムニバスとか短編って割と普通に世界中にある。日本にもあるけれども出しどころが少ないから、注目されにくい。実はミラーラライアーフィルムズを始める時にも「オムニバスは日本では絶対に当たらない」と、何人にも言われたんです。でも逆に、それを言われたからこそ、ワクワクしました。「誰もやってないならライバルがいない。チャンスじゃん! やろうぜみんな!」って、始まりました。
AK
長く映画業界にいらっしゃるお二人が、あえてショートフィルムに注目したのはなぜでしょうか。
阿部進之介
一つは“新たな才能の発掘”です。短編は監督にとっても挑戦しやすいフォーマットですし、今の時代が求めているテンポにも合っていると思うんですよね。長編に比べて視聴のハードルも低いですし、ショートコンテンツが主流になりつつある中で、相性が良いと感じました。
山田孝之
そうですね。我々は最初から制作費1.5億円を集めて長編映画をつくりましたけど、それはなかなかハードルが高いんです。チームを組める運やタイミングも必要で、誰もがすぐにできることではない。でも短編なら15分くらいのストーリーを考えて、少人数で撮影できる。最初の“階段の一段目”は低いほうがいいと思っています。
阿部進之介
時間も予算も抑えられるし、準備期間も短くて済む。短編って、アイデアをぎゅっと凝縮させて勝負できるんです。
山田孝之
まさに今公開中のシーズン7では、坂本ショーン監督の『ウェディング』という作品があって。ワンシチュエーションで、一つの部屋の中で繰り広げられる男性ふたりの会話劇を描いたものなんですが、これこそ短編ならでは。会話や演技だけで魅せていく。長編でやるとなると難しいけれど、短編だからこそのチャレンジができるんですよね。実際にやってみると、逆に短すぎて難しいんですよ(笑)。
阿部進之介
短編特有の“余白”をどう生かすか。すべてを詰め込んだら窮屈になるし、余白が多すぎると伝わらない。そのバランスが難しい。
山田孝之
結構詰め込んでたよね(笑)。
阿部進之介
もちろん自分の思いも詰め込むんですけど、表現としての「起承転結」っていう部分でいくと、やっぱり15分の中にギュッと詰め込むのってなかなか難しいですよね。
山田孝之
もちろん起承転結だったほうが見やすいんだけど、でも逆に「起」だけ、「転」だけ、「結」だけ、という見せ方でも成立するのが短編の面白さでもありますよね。
AK
今はテクノロジーも進化していて、編集や撮影のハードルもぐっと下がっていますよね。
山田孝之
最近は若い人たちが、SNS用に動画を当たり前に作っているじゃないですか。僕なんか今日、珍しくインスタをいじって、「あ、音楽のフェードインできるんだ」とか「文字ってこんなふうに出せるんだ」とか、やって初めて知る(笑)。でも今の子たちは最初からそれを“当然”としてやってる。芝居を乗せるだけで、もう作品として成立してるんです。
阿部進之介
スマートフォンの性能もすごいですからね。もう本当に、「誰でも映画が撮れる時代」なんです。だからこそ、面白いものを作れる人がどんどん出てきている。
AK
お二人とも俳優としても活動されていますが、今後の展望や、“光”のようなものがあれば教えていただけますか?
阿部進之介
僕はあまり「俳優業」と「プロデューサー業」を分けて考えていないんですよね。一つの映画に関わっている感覚なので、自然と両立しているというか。俳優をしながらプロデューサーとして動いて、どちらもいい相乗効果が生まれていると思っています。このまま続けていけたらいいですね。
山田孝之
僕はとにかく、皆が自主的にどんどん動いてほしいなと思っています。気づけば26年もこの業界にいて、いつの間にか背中を見てくれている後輩たちもいる。だったら自分が何を見せていけるのか。挑戦という言葉より、「やってみる」がいいですね。何かにぶつかったときに悩むこともあると思いますが、それを「いい試練が来たぞ」とポジティブに捉えて、どう乗り越えていくかを楽しんでほしい。やってみなきゃ分からないし、やってみて初めて見える景色があるんですよ。「どこから回り込めばあっち側へ行けるんだろう」っていうのを楽しみながらやる。それを続けていくと、何事もどんどん先に進んでいける。それにみんなが気づいてほしい。そのためにはやっぱり新たなこと、やったことないことをやってみないと。そうじゃないと気がつけないから。
AK
お二人とも海外でもご活躍ですが、今後さらに海外へ活動の場を広げたいとお考えでしょうか?
阿部進之介
もちろん、機会があれば挑戦したいです。ただ、「国内」や「海外」にこだわることなく、面白いことをやっていきたいという気持ちが強いですね。「将軍」に出演させていただいたことで道が開けたと感じています。
山田孝之
僕も去年、韓国の作品に参加させていただいたんです。まだ公式発表はされていないんですが、現地に行って感じたのは、やっぱり人も文化も表現方法もまったく違うということ。それを知るのが楽しいから参加しました。でも海外に行きたいという気持ちはないというか。まずは日本でそこの足元を固めなきゃと思っています。ミラーライアーフィルムズもまさにそういう動きですし。、逆に言えば、ミラーライアーフィルムズを経た人たちが外に出て行ってチャレンジしたいっていうのはめちゃくちゃ嬉しいですよね。その一歩目に協力できたってなると、ね。やっぱり外に出て初めて分かることもあったり、外から見ると日本が分かることももちろんあると思うし、外で得て学んでまた日本に戻ってきて、還元することもできるし、そういう良い循環が生まれたらいいなと思うんですよね。
AK
ADVENTURE KING』の読者には、20代、30代で「海外に出たい」「冒険がしたい」と考えている人が多いんですが、一方で「何をすればいいか分からない」という声も少なくありません。

山田孝之
それは、考えてるからですよ。頭で考えているうちは、一生わからないし、答えなんて出ない。なぜなら同じ場所にいるから。まずは動いてみること。行きやすい場所に行ってみて、何を感じるか、感じなかったとしてもそれはいいんです。「ああ、ここじゃない、今じゃないんだな」と気づけるだけでいい。 とにかく、やったことがないことをやってみる。むしろ、苦手なことや好きじゃないことこそ試してみたほうがいい。そこに必ず発見があるから。
阿部進之介
やっぱり「安定」や「安心」から一歩外に出るって、エネルギーがいるし大変なこと。でも、その分だけ得られるものも多いし、新しい出会いも必ずある。僕自身、人との出会いから人生がどんどん動き出しましたし、新しい仕事もそこから生まれています。 たとえば映画監督になりたいと思って渡米したけれど、実は俳優をやりたいと気づいて帰ってくる──そんな話もあると思うんです。孝之がずっと言っているように、まずは「分からなくてもいいからやってみる」。そうやって動いてみると、自分の中で自然と方向性が見えてくるんですよ。
山田孝之
人は先にネガティブなことを考えがちなんですよね。でも、「この場所に行ったら、どんな素晴らしい出会いがあるんだろう」「どんな未来に繋がるんだろう」って、ポジティブな面を想像してみることも大事。 僕、釣りが好きなんですけど、毎回同じ港で釣りをしていたら、季節ごとの釣れ方が分かってくる。でも、僕は世界中で釣りがしたいんですよ。釣れないことの方が多いけど、そこに行ってみて知っていくことが楽しい。現地のおじさんに「今この辺って何釣れるんですか?」って聞くのも冒険のひとつ。 楽しいことの裏には、必ず大変なこともある。でもその“裏表”をちゃんと見ることで、動けるようになると思います。
AK
それを想像できるだけで、毎日がワクワクしてきますね。
山田孝之
「何をやるべきか」で悩む人が多いけど、やる“べき”ことなんて本当はないんですよ。自分の人生なんだから。、何かしたいと思ったらやってみればいい。とりあえず出かけてみて、お腹が空いたらご飯を探す、寝る場所を探す。それで十分。 最初は隣の県や町でもいいんです。何も調べずに行ってみて、そこから「調べてみよう」「やってみよう」となる。それが第一歩なんです。
阿部進之介
僕もよく頭で考えてしまうタイプなんですが、考えているときって本当は何も見えていなかったりする。 だから最近は「心の矢印」に耳を傾けるようにしていて、感覚的に「こっち行きたいな」「なんか楽しそうだな」って感じる方向に動いてみる。それだけでも自分のやりたいことがはっきりしてきて、すごく楽しくなるんです。
山田孝之
好きなことややりたいことだったら、多少大変でもストレスって感じないですよね。でも、自分に嘘をついて「本当はやりたくないけど…」っていう状態を続けると、心に負荷がかかってしまう。それでストレスを抱えて、酒の席で愚痴ばかりこぼすようになってしまったら、人生もったいない。傷つくのが怖いのは分かるけど、それを言ってたらずっと楽しくないよ、って。さっき隣の県って言ったけどそうじゃなくても、一番家の近所の公園でもいい。そこにスマホを持たずにとりあえず行って、いつも座ってる場所でもいいんだけどベンチで。15分ただ座り続けてみる。そうしたら今まで感じたことないものを感じたりするんです。僕、昔雑誌の連載をやっていたときそれをやってたんです。ベンチにただ座ってみる。そうすると最初は「人が歩いているな」「車が通っているな」って感覚なんだけれど、それが徐々に「風が吹いてきて木が揺れてるな」とか、「陽の光がじりじりと熱くなってきたな」とか、(感覚が)どんどん広がっていく。そうすると、たかだか10分、15分で“今まで感じなかったものを感じるようになってくるんですよ。そして”何か“をやりたくなるんですよ。そしたらやればいいんですよそれを。大きなことじゃなくてもいい、たとえばいつもは素通りしていた滑り台を滑ってみたら、何かに気がつくかもしれないし、空き缶が転がってきたときに何かのドラマを感じたりするんですよ。気持ちに素直になって、まずは小さな一歩から始めてみれば、それがやがて大きな冒険になるかもしれません。
誰もが一歩踏み出すことをためらう時代に、彼らは静かに、しかし確かな歩みで挑戦を続けている。「まずは動いてみる」その言葉は、彼らの経験と信念に裏打ちされた真実。
自分の感覚を信じ、自分の内なる声に耳を傾けて行動すれば、きっと新たな発見が見つかるはずだ。

阿部 進之介
1982年生まれ。大阪府出身。2003年に「ラヴァーズ・キス」で映画デビュー。近年の出演映画に『信長協奏曲』、『栞』(榊原有佑)、『キングダム』(佐藤信介)、『新解釈・三國志』(福田雄一)、『るろうに剣心 最終章 The Final』(大友啓史)など。『デイアンドナイト』(藤井道人)では企画・原案・主演を務めた。
山田 孝之
1983年生まれ、鹿児島県出身。
1999年、俳優デビューし、2003年、「ウォーター ボーイズ」でテレビドラマ初主演。以後、「世界の中心で、愛をさけぶ」、「電車男」、「闇金ウシジマくん」シリーズ、「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「全裸監督」、数々のドラマや映画で主演を務める。
映画「正体」で第48回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。
また、クリエイターの発掘・育成を目的とする映画プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」のプロデューサーや監督など、活動は多岐にわたる。









