INTERVIEW

YALLA FAMILY feat. JiLL

QJiLLさん初アルバムおめでとうございます!TALLA FAMILYさんたちとコラボされたということで、きっと面白い化学反応が起きているんでしょうね!タイトル「NAKED」も攻めてますよね!
AJiLL:「NAKED」って裸になるって意味なんですけど、そこに込めた思いは「もっと深く気持ちをさらけ出してぶつけていこう」ということなんです。「愛」テーマに色んな形の愛を表現していけたらと。

QJiLLさんはいつから音楽活動を始めたんですか。
AJiLL:歌は16歳くらいからやり出してるんですけど、今のレーベル(UNITY)に入って本格的にソロでやっているのは3年目。

Q今作のエピソードは何かありますか。
AJiLL:今回のコラボがが初めてじゃないんだよね。
50: そうだね。俺らのライバルで門出なんですよ。その前にも何曲か作って。
JiLL まぁ何回か一緒に曲を作らせてもらってて、今回Kj from Dragon Ashさんもいてまた新鮮な感じになりました。

QYALLA FAMILYのみなさんとのコラボってすごい楽しそうですね。
AJiLL: そうですね。基本的にワイワイ。でも喧嘩しますし(笑)
50: 喧嘩ちゃうから。俺が思ってる正解をどう伝えるかという言い争い。

Qそれだけ真剣ということですね。
A50: はい、笑いあり涙あり。

QYALLA FAMILYも8月に「FEEL」ってアルバムをだされますよね。アルバムに込めた思いはありますか。
A50: 感情って色んな時に出るじゃないですか。逆に感情がない瞬間ってほとんどない。ボケーっとなってる時以外ね。生きてる上で色んな気付かない感情とかをアルバムの中で表現したかったし、それができたかなって思います。

Qアルバムの最初から最後までを通して、人間のめうるめた感情を表現してるって感じでしょうか。
A50: そうですね。アルバムのタイトルにもなった「FEEL」って曲は1曲目なんですけど、それでまずは自分が秘めている感情を1回心のドアを開けて、もっと感じていこうよってメッセージです。
心開いてから初めて今までと違うものが感じられるじゃないですか。基本的に思うままの曲です。別にカッコつけないで、良い事も言おうとしてないし、ありのままです。そういうところで共感していただけるアルバムだったらいいなぁって。
1曲1曲でテンポとかも全部違うので、そういう点では全然まとまりのないアルバムでもあるんです。でもだからこそ、アルバムを通して聴いてもらったときに、その時その時で合う曲があったら嬉しいし。

Q面白いですね。今の感情に合う曲が見つかりそう。この夏はフェスやイベントも参加されていくんですか。
A50: はい。あとアルバムツアーをやります。

Qこの夏の冒険はそのライブですかね。
A50: そうですね。日本全国。

Qグループとしてはアルバムツアー。ではお一人の今後の冒険を聞かせてください。
Al.O: Go Proです。面白いんで。
JiLL: これからやっていきたいことはバックパッカーです。日本てすごい恵まれてるじゃないですかだから他の国とかに行ってみたらより分かる。あとはトイレとかもちゃんとないような所へもバックパッキングして行ってみたいですね。

Q国は東南アジアですか。
AJiLL: そうですね。カンボジアとかすごく行ってみたい。
50: ライブで各地を回るときに友達とかを今までよりもっと増やして、ファンも増やしてというのが基本的な僕の冒険ですね。行ったことないとこ行って輪を広げていきたいんです。
HAKU: 僕は個人的な挑戦なんですけど、いまバンドを作ろうとしてます。ラップやりながらベース弾いてるんですよ。そのビデオも今撮ってるところ。やっぱり生バンドでライブやってるアーティスト達すごいかっこいいなって、アメリカなんかはそれをやってるんで、それを1日でも早く出来るように冒険したいです。

Q新たな挑戦楽しみですね。バンド名は決まっていますか?
AHAKU: バンド名は特に決まってないです。でも犬が好きだから多分アヌビス(神話の犬の神様)とかになるんじゃないかな。
WEZ: 俺は南国に住みたいですね。ゆっくり東京から離れて、色んな音楽聞いたり、色んな人種に会ったり、言葉を覚えたりとかしたいですね。

Q例えばどんなところに行きたいですか。
AWEZ: ハワイとか住みやすそう。決まってないけどとりあえずそういうところに2か月くらい行きたいですね。

Q最後この本を読んでいる読者に。
AJiLL: このアルバムが出来て、改めて思ったことが「可能性って無限やな」ってこと。偶然の連続ですごいアーティストさんと一緒にやれたり、お友達になれたりするのは本当に嬉しいと思ってて。とにかく人と関わる事を大切にしていきたいと思っているんですけど、皆さんも人と人とのつながりを重要視して人生を歩んでいけたらいいんじゃないかなと思います。
50: アラスカの鮭なんですけど、100万リットルの湖にたった1滴、自分が生まれた川の水を混ぜてみると、鮭たちはその匂いが分かるそうなんです。それどういう意味か分かりますか。僕らにはそういう能力はないんですけど、100万リットルの絶望の中で1滴の夢を見いだすことが人生の醍醐味じゃないでしょうか。

Qなるほど(笑)深いですね。HAKUさんWEZさんはいかがでしょ?
AHAKU: アドキンの表紙を飾るのは今回2回目なんで、また3回目頑張るんでまた呼んでください。
WEZ: 今SNSとかすごい多いじゃないですか。だからCD買わなかったりとか、instagramとかでも説明が少ないじゃないですか。そうではなくてそういうのを見て、インタビューとか読んだら感じれることが多いと思うのでチェックしてほしいですね。CDとかも買って聞いたりして、SNSだけじゃないと思います。

Q本当にそう思う。全部受け取るものが薄くなっていますよね。
AWEZ: そうですね。広く浅くというか。

Q本当にちゃんと読んで欲しいし、写真も紙で見るとか、本当の写真で見るとか。
Aデータじゃなくてモノであるとやっぱり全然違うんで、その大切さをアピールして欲しいですね。

QAdventure Kingも全部webにした方が安く収まるから、webでって言われるんですけど、やっぱり感触とか印刷の匂いとか今だからこそ必要だと思うんですよね。写真も画面上じゃなくてプリントしたものを生で見て欲しい。
AWEZ: 温かみがあるもんな。紙の方が。データじゃなくてモノであるとやっぱり違うんで、アドキンはその良さをアピールして欲しいですね。

Qでは最後にl.Oさんお願いします。
Al.O: 読者の方々に音楽に興味がある人かそうじゃない人か分からないですけど、どちらにしてもライブに来てくれたら、面白いと思ってもらえると思うんです。僕ら見た目も面白いですぢ(笑)そうするとYALL FAMILYやJiLLってこんななんだってもっと伝わるのかなと思います。ちょっとヤラファミリーとかjillというのが少しもっと伝わるかな。見て欲しいです。
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Profile YALLA FAMILY(ヤラファミリー)
50caliber(MC)、Haku the Anubiz(MC)、WEZ(MC)、DJ l.O(DJ)からなる、音楽とファッションを融合させたエンターテインメントグループ。LAで同じ音楽性、似ている感性、異なる個性を持った4人が出会い、2007年にグループを結成した。結成と同時に共同生活を始め、トーランス、ハリウッド、ダウンタウンを中心に音楽活動を行う。2008年にはA.I.のLA凱旋公演のオープニングアクトに抜擢されたほか、FINGAZZのコンピレーションアルバム「NEXUS」のメインアーティストに採用された。その後、個々の可能性を高めるためソロ活動に徹し、2011年1月に日本で活動を再開させる。IVY AZABUを本拠地とし、レギュラーイベント「YALLA PARTY」をオーガナイズしながら、日本各地でライブ活動を展開。2014年1月に1stフルアルバム「BEGINNING」を2014年11月に2ndアルバム[DREAMER]を発表し、2016年8月に3枚目のアルバム「FEEL」をリリース。 YALLA FAMILY & JiLL Official HPhttp://www.unityjapan.net
Profile JiLL(ジル)
女性シンガー。16歳の時に演歌を学び始め、CMソングのコーラスを担当したり、倉木麻衣のツアーにコーラスで参加したりと活動の幅を広げていく。ニューヨーク留学を経て、2014年にアーティストとして本格始動。2016年8月にKj from Dragon Ash、YALLA FAMILY、Tarantula(Spontania)らをフィーチャリングゲストに迎えた1stアルバム「NAKED」をリリース。

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