TRAVEL

JOGGING IN SANFRANCISCO

Photo: Makiko Yamamoto
Text: Makiko Yamamoto
終わりの見えない仕事やこんがらがった人間関係に嫌気がさしたら・・・目を閉じてみよう。
君の瞼の裏にはどんな風景が映る? どこまでも続く青空と燦々と照らす太陽が見えたら、それはサンフランシスコが呼んでいるんだ。
最低限の荷物とパスポートを手に、あてもない旅へと。今回はサンフランシスコの街をカメラ片手にジョギングしながらADVENTUREを繰り広げてきた。
そこで出会う全てのものを全身で感じ、シャッターを切る。自らに内在する生命力の貯蔵庫がどんどん満たされていくのがはっきりと分かった。

ソノマ郡にあるヴィアンサワイナリー

ソノマ郡にあるヴィアンサワイナリー

Viansa Winery & Marketplace
25200 Arnold Drive
Sonoma, CA 95476
800-995-4740 – See more at:

NAPA VALLEY AND SONOMA COUNTY

レンタカーで遊ぶ、ワインクエスト

カリフォルニアはアメリカ最大のワイン産地。ナパ、ソノマはカリフォルニアワインの中でも生産量、ブランドともに2トップを誇る。大規模なものから個人のワイナリーまで作り手も味わいも様々だ。カリフォルニアの陽射しと昼夜の寒暖差によって深い味わいに育った葡萄を使ったこのエリアのワインは濃厚な果実味と力強いタンニンが特徴。キリッと辛口のシャルドネやヴィンテージでなくとも奥行きのある味わいのカベルネ種のワインなどを比較的リーズナブルに手に入れることができることから、世界中からワインラバーが押し寄せる聖地となっている。

Opus One Winery このエリアでもひときわ目立つ、見事な建築。テイスティングルームにはさり気なくピカソの絵画が飾ってあるなど、インテリアもしっかりと見ておきたい。

Opus One Winery
このエリアでもひときわ目立つ、見事な建築。テイスティングルームにはさり気なくピカソの絵画が飾ってあるなど、インテリアもしっかりと見ておきたい。

Viansa Winary ソノマにあるこちらのワイナリーはカジュアルなテイスティングルームが特徴。リーズナブルなワインを取り揃え

Viansa Winary
ソノマにあるこちらのワイナリーはカジュアルなテイスティングルームが特徴。リーズナブルなワインを取り揃え

KENZO ESTATE ゲーム会社CAPCOMの創業者、辻本憲三がオーナー。中野区と同じ広さの敷地ではワイン畑を眺めながら食事を楽しめるパティオがあり、ワイン愛好家たちの昼下がりを優雅に彩る。

KENZO ESTATE
ゲーム会社CAPCOMの創業者、辻本憲三がオーナー。中野区と同じ広さの敷地ではワイン畑を眺めながら食事を楽しめるパティオがあり、ワイン愛好家たちの昼下がりを優雅に彩る。

ナパバレーワインの王様、オーパスワンのワイナリー。ここでしか買うことのできないオーパスワンのセカンドライン「OVERTURE」はぜひ手に入れたい。

ナパバレーワインの王様、オーパスワンのワイナリー。ここでしか買うことのできないオーパスワンのセカンドライン「OVERTURE」はぜひ手に入れたい。

SEA BREATHE…

海風を求めて

デパートやレストランが建ち並ぶユニオンスクエアからピアへジョグ。燦々と照りつける太陽と冷たい海風のバランスは最高。ランナーにとって坂が多いサンフランシスコは走りにくいかと思いきや、笑顔とアートが溢れた街並に好奇心を刺激され飽きることなく走り続けることができる。

アザラシたちの日光浴を横目にピア沿いにゴールデンゲートブリッジを目指して走る・・・フィッシャーマンズワーフを通り抜け、市街地へ戻る。道程にはチェストナットストリートやユニオンストリート、フィルモアストリートなど若者に人気のお洒落スポットが目白押しだ。(ジョグ:3時間、約15キロ)

THE CASTRO

色彩豊かなゲイタウン

サンフランシスコのプライドとも言われるゲイの聖地、カストロエリア。虹に七色あるように、人の生き方にも七色ある。ありのままの自分に誇りをもって生きるのが、ゲイ・プライド。その象徴のレインボーフラッグはここカストロで生まれた。また、ゲイとしてカミングアウトして市議選で当選した米国初の人ハーヴェイ・ミルクは自称『カストロ通りの市長』として同性愛者の権利平等のため戦い暗殺された。様々な色が交差し融合する・・・サンフランシスコは君ならではのライフスタイルが見つかる場所だ。

HAIGHT AND ASHBURY

ヒッピー発祥の土地

サンフランシスコのダウンタウンから30分ほどジョグ。ヒッピー文化の発祥地「ヘイト&アシュベリー」はへ到着だ。1960年代、ヒッピーの発祥地として栄えたこの街には今もバックパッカーや現代版ヒッピーたちが集まってくる。
通り沿いにはスモークショップや古着屋、レコードショップ、楽器店、クラブなどが並び、それぞれの店構えがカラフルでとにかく個性的。
そもそもヒッピーとは、「1960年代の米国で、既成の社会体制や価値観を否定し、脱社会的行動をとった若者たち、また、その運動」のこと。
アメリカにおけるベトナム戦争の泥沼化や度重なる公民権運動、女性解放運動といった時代背景のなか、当時、「フラワーチルドレン」と呼ばれていた彼らは安い家賃にひかれてこのエリアへ移り住み「反戦・平和・自由」をスローガンに掲げ、独自の文化をつくり上げていったのだ。