Photo/Text: Makiko Yamamoto
Cooperation: 星野リゾート 界 出雲
日本を旅すればするほど、日本が好きになる。
土地を知れば知るほど、日本人で良かったと思う。
日出づる国、NIPPONで人生を変える冒険を。

今年国宝に指定された「松江城天守閣」。美しいお堀沿いに武家屋敷が建ち並ぶ城下町を散策すれば、まるで時空を超えたかのような気分に。城から徒歩圏内にある「怪談」著者、小泉八雲旧居は必見だ。

IZUMO-TAISHA

神在月—八百万の神が集う場所

03

一般に神無月といわれる10月。理由をご存知だろうか。日本中の神々、すなわち八百万の神がここ出雲に集まるからなのだ。よってここでは10月が「神在月(かみありづき)」と呼ばれ、大きな祭りが行われる。出雲大社。今年2015年、出雲大社の神在月は平成の大遷宮を終えた”おかげ年”期間最後の神在祭で次は60年後となる格別な年。旧暦で10月10日に行われる神在祭、今年は11月21日となり、そこからおよそ一週間、出雲大社とその周辺で祭りが開かれる。思い立ったが吉日。神々にお礼参りに訪れよう。

出雲大社の真東に位置する「天神社」は参拝者の少ない穴場スポット。

出雲大社の真東に位置する「天神社」は参拝者の少ない穴場スポット。

「出雲大社北島国造館 出雲教」

「出雲大社北島国造館 出雲教」

出雲大社から車で20分、屈指の夕陽スポット「日御碕(ひのみさき)」。

出雲大社から車で20分、屈指の夕陽スポット「日御碕(ひのみさき)」。

「命主社(いのちぬしのやしろ)」境内でひときわ存在感を放つムクの巨木でパワーチャージ。

「命主社(いのちぬしのやしろ)」境内でひときわ存在感を放つムクの巨木でパワーチャージ。

P5-6

 

THE SHINTO RITUAL

雅楽ー神々との交信ー

世界最古のオーケストラ、雅楽。星野リゾート 界 出雲では期間限定で雅楽と舞の生演奏会を開催している。日常生活であまり耳にすることのない古の音色は、新鮮な感動として心に染み渡り、日本人としてのDNAを呼び覚ましてくれる。
特筆は当館スタッフが一年がかりで習得したという舞踊。優雅ながらもときに猛々しい所作は、まさに神へ捧げる舞といえよう。

SEASONAL TABLE

味覚で四季を堪能する

宍道湖で採れた鱸(すずき)をはじめとした新鮮な刺身盛り合わせ。

宍道湖で採れた鱸(すずき)をはじめとした新鮮な刺身盛り合わせ。

島根の台所、宍道湖。汽水湖(きすいこ)海水と淡水が混ざり合う希有な水質であるが故に「七珍(しっちん)」といわれる食材が有名だ。その名の通り、7つの珍しい食材、・・・「すもうあしこし」と覚えるそうだが・・・、「す(すずき)」「も()」「う(うなぎ)」「あ()」「し(しじみ)」「こ()」「し(しらうお)」たちが島根県民の食卓を賑わすのだという。

ここ、界 出雲でも地元で採れた旬の食材を存分に味わうことができる。
素材の味を最大限に活かし、目も舌も喜ぶ皿の数々・・・四季折々に工夫が凝らされた繊細な芸術に、心からの満足を約束しよう。

日本酒の飲み比べができる「竹庭BAR」では、無料でぜんざいがふるまわれる。実は出雲は「ぜんざい」発祥の地。「神在祭」お祭りの折に振る舞われた「神在(じんざい)餅」がその出雲弁(ずーずー弁)で訛って「ずんざい」、さらには「ぜんざい」となって、京都に伝わったのだとか。

日本酒の飲み比べができる「竹庭BAR」では、無料でぜんざいがふるまわれる。実は出雲は「ぜんざい」発祥の地。「神在祭」お祭りの折に振る舞われた「神在(じんざい)餅」がその出雲弁(ずーずー弁)で訛って「ずんざい」、さらには「ぜんざい」となって、京都に伝わったのだとか。

出雲らしいしめ縄が添えられた蟹づくしのコース「冬の活ずわい蟹会席」(2015年11月7日〜2016円3月10日の期間)。

出雲らしいしめ縄が添えられた蟹づくしのコース「冬の活ずわい蟹会席」(2015年11月7日〜2016円3月10日の期間)。

秋の味覚、紅ずわい蟹は島根県境港が漁獲日本一。

秋の味覚、紅ずわい蟹は島根県境港が漁獲日本一。

KAI IZUMO

「神の湯」


全国屈指の温泉街、玉造温泉に佇む「星野リゾート 界 出雲」。古くから美肌の湯として知られてきた玉造温泉は「ひとたび濯げば形容端正しく、再び浴すれば万の病ことごとに除こる」と「出雲国風土記」にも記されているほど。
古に想いを馳せながらお湯に身をまかせる・・・「出雲大社をかたどった湯口から滔々と流れ出る神の湯」をじっくりと味わおう。客室は全室に露天風呂を配した純和風の設え。い草の薫りが芳しいプライベート空間で心身ともに解きほぐされて。
初めて訪れるならぜひご当地部屋(1室のみ)を予約したい。地元の匠が手がけた調度品に彩られたこの部屋は、まさに「出雲を肌で感じる」に相応しい心づくしに満ち、改めて日本情緒に心震えることだろう。

ロビーと客室をつなぐ太鼓橋。神社の境内をおもわせる美しい造築に心癒されて。

ロビーと客室をつなぐ太鼓橋。神社の境内をおもわせる美しい造築に心癒されて。

界 出雲
〒699-0201
島根県松江市玉湯町玉造1237
予約問い合わせ
kai-izumo.jp
050-3786-0099